ホームセキュリティ導入と防犯カメラ設置、防犯対策に効果的なのはどちら?

自宅の家族や資産を守るために防犯対策を高める代表的な手段には、ホームセキュリティの導入や、防犯カメラの設置があります。しかし、どちらが自宅に適しているのか悩む方も少なくないでしょう。
ホームセキュリティと防犯カメラそれぞれの特徴や、メリット・デメリットを解説します。

ホームセキュリティサービス

ホームセキュリティサービスを提供している代表的な企業として、アルソック(ALSOK)やセコム(SECOM)が挙げられます。住宅にセンサーやカメラを設置することで、窓やドアの施錠忘れ、住宅への侵入や火災などを自動的に検知します。そして家主に通知したり、状況に応じて警備員が自宅に駆け付けてくれたりするサービスです。

メリット

  • ホームセキュリティを導入していることが、外から見て分かるため抑止力になる
  • いざというときに自分が対応できなくても、警備員が対処してくれる
  • 防犯以外にも火事やガス漏れを検知してくれる

ホームセキュリティの契約を行っている住宅には、ステッカーが貼られるため、外から見るだけで導入していることが分かります。空き巣も、わざわざ証拠が残り、瞬時に連絡が届くホームセキュリティを導入している家庭は、避けるため、空き巣被害の未然防止につながります。

また遠方への出張時や、仕事で連絡が取れない場所にいて自分が対応できなくても、いざというときには警備員が駆け付け対処してくれるのは安心です。

オプションプランを選択すれば、ガス漏れや停電、また屋外の監視もできるので、家を守る効果を高められます。

デメリット

  • 住宅の条件によっては、利用しにくいケースがある
  • 毎月費用がかかる

便利なホームセキュリティですが、室内でペットを飼っている場合には、センサーがペットに反応してしまうことがあるため利用しにくかったり、賃貸物件の場合は家主からの許可がおりず、利用できなかったりすることもあります。

また、プランによりますがサービスの導入には、機器設置の工事費、侵入を検知する機器の費用に加えて、月額の費用が掛かることが多いです。つまり、継続的に費用が発生するため、それが負担に感じることもあるかもしれません。

防犯カメラ

防犯カメラはその形状や機能などさまざまな種類があるため、設置場所や目的によって使い分ける必要があります。家庭用の防犯目的として考えると、その形状はいかにも防犯カメラらしいボックス型で、夜間撮影に強く音声録音機能がついているものが望ましいです。夜でもしっかりと顔を判別できるのが理想ですが、状況によっては難しいこともあるので、仮に映像に映っていなくても音声が証拠として残ると役に立つでしょう。

メリット

  • 空き巣にとって顔を撮られるリスクがあるため、予防効果がある
  • 外出先でも家族やペットの状況を確認できる
  • 初期投資のみで利用可能

敷地外からも見えるように、分かりやすい場所に防犯カメラを設置することで、空き巣の侵入を防止できますまた、ホームセキュリティに比べると安価で、安いものであれば1万円程度で販売しています。機種によっては外出先でもスマートフォンで映像を確認したり、マイクで通話ができたりするので家族やペットの見守りとしても有効です。

デメリット

  • カメラ自体の金額が高い
  • 映せる範囲が限定され死角ができやすい

解像度が高く、機能が豊富なカメラを購入しようとすると費用が高くなってしまいます。また、近年プライバシーへの配慮が重要視されるようになり、カメラで映せる範囲が限定されてしまい、死角ができやすい点はデメリットです。カメラ自体は自分でも設置はできますが、慣れていないと適切なアングルで設置することが難しく、死角が増えてしまうでしょう。

家全体の防犯対策をするためには、防犯カメラ1台でまかなうことができません。このため、プライバシーを守りながら防犯性能を高めるためには複数台設置する必要があります。

おすすめの方法ベスト3

自宅の防犯性を高める対策として、おすすめの方法を3つ紹介します。

1.ホームセキュリティ+防犯カメラ

資金に余裕がある場合、ホームセキュリティと防犯カメラを両方導入するのが防犯にはもっとも効果的です。予防効果が高まり、家の外は防犯カメラで、侵入時にはセンサーで、空き巣の被害から自宅を守れます。センサー検知後は、警備員が駆け付けてくれるのも心強いでしょう。

ホームセキュリティのプランや、設置する防犯カメラの種類・台数によっては、初期費用がかなり高額になりますし、月額の費用も掛かります。しかし、安全や安心はお金に変えることができないと考えるならば、防犯性能を重視する場合にはもっともおすすめです。

2.ホームセキュリティ

両方を導入するほど資金的に余裕がない場合には、ホームセキュリティ単独での導入をおすすめします。屋外のカメラはありませんが、防犯シールによる予防効果はありますし、何かあったときに警備員が対処してくれるのは安心感があります。

初期導入費用がネックになる場合には、月額費用は少し高くなるものの、初期費用を抑えられるプランにするなど、選択肢は複数あります。賃貸住宅向けのプランも用意されているため、住宅事情や予算に合わせて選択しましょう。

3.防犯カメラ

月額での費用支払いが厳しい場合には、防犯カメラの導入だけでも効果はあります。防犯カメラの設置であれば、月々の費用は電気代程度です。特に近隣住宅が防犯カメラを設置していない場合、泥棒の心理として捕まりにくい方に侵入を試みるでしょう。外から防犯カメラの設置が分かるだけで十分効果的です。

カメラの性能はさまざまですが、安いものは1万円を切る値段から購入できるため、予算に合わせて調整し、導入していきましょう。

まとめ

空き巣から大事なものを守るためには、まず初めに狙われないようにすることが重要です。この目的に対しては、ホームセキュリティサービスも防犯カメラも、導入していることが外部から分かるため、防犯意識が高い家と認識され、予防効果を発揮してくれます。
ホームセキュリティはさらに、侵入されたとしても、センサーでの検知や警備員の駆け付けなど実際に空き巣に入られている最中にも、家を守るための行動がとられています。一方で防犯カメラは、スマホと連携して音声や映像を送信することはできますが、警備員の駆け付けなど家主が家から離れている間に対処をする手段はありません。

予算が十分にある場合には両方のいいとこどりをすることで、安心して過ごせる家になるでしょう。もし予算が厳しい場合には、警備員が駆け付けてくれるホームセキュリティを選択し、それでも難しければ防犯カメラの設置をおすすめします。