【防災対策】停電時に使用可能なガス機器と発電機などの電源供給手段

西日本を襲った記録的な豪雨は、平成最大の豪雨災害となり、ニュースを見るたびに胸が痛みます。

初夏から秋にかけては、台風などの影響で自然災害が起こりやすくなります。防災対策についてしっかりと考えておきたいですね。

【防災対策】地震時・停電時のガス機器の使用について」という記事内でご説明した通り、ガス機器の中には停電時に使用できないものもあります。そこで今回は停電時でも使えるガス機器をご紹介します。

給湯器:エコジョーズは停電時の強い味方

東日本大震災では、停電により多くのご家庭で給湯器が使えなくなりました。夏場は水でしのげても冬だとそうはいきません。

リスクを分散させ、電気が止まっても使える器具があるというのは心強いものです。買い替えをご検討中の方は参考にされてください。

【給湯器】エコジョーズ:株式会社長府製作所
バックアップ電源ユニットを取り付けることで、ガスと水道が供給されていれば、停電時にお湯が使用できます。停電時に4人家族が1日に1回、3日間、給湯やシャワーを使うことができます。また電力を携帯電話の充電などにも使用できるように100Vコンセントも装備。バックアップ電源ユニットの価格は、BDU-302の本体希望小売価格が89,800円(税抜)です。

 

【給湯器】エコジョーズ:リンナイ株式会社
Rinnaiでは、停電対応ユニット(UF-TTU1)を販売しています。停電対応ユニットを自動車のアクセサリーソケットに接続すると、安定した交流電源に変換して電気を供給。一部のRinnai製のエコジョーズでは、こちらのユニットを使うことで、給湯が行えます(機能制限あり)。ドラムケーブルもセットで用意しておきましょう。ちなみにユニットは、携帯電話の充電やガス炊飯器、ガスファンヒーターにも使用できます。価格はオープン価格で34,000円です。
※自動車にアクセサリーソケット(シガーソケット)がない場合は、使用できませんのでご注意ください。

暖房器具:カセットガスストーブという選択肢も!

【カセットガスストーブ】岩谷産業
冬場の防災対策として、余裕があればカセットガスストーブを用意しておくのはおすすめです。気温10度程度であれば使用可能。電池も電源も不要で、カセットガスのみで暖がとれます。普段から常時使用するのには向きませんが、ピンポイントで使ったり、非常時用として用意したりしておくのには便利でしょう。お値段も1万円しない程度で購入できます。ただし、車内やテントのような狭くて密閉された空間では、酸欠や一酸化炭素中毒の危険性があるため利用できません。

 

【ガス赤外線ストーブ】リンナイ
電源(AC100V)を使用しない暖房器具としては、乾電池で点火するガス赤外線ストーブも便利です。ガス栓と赤外線ストーブをガスコードで接続して使用。普段から使用することができ、コンクリート造の建物ですと、20畳以上の部屋を暖められるものも販売されています。

発電機:カセットガスで利用できるものも!

給湯器などは消費電力が少ないため、延長コードで発電機と給湯器をつなげば使用できるものも多いです。

※ただしマフラーから出る排気ガスには一酸化炭素が多く含まれているため、屋外の換気の良い場所で使用しましょう。屋内での使用は危険ですから、絶対に止めましょう。

【発電機】MGC900GB:三菱重工冷熱株式会社
三菱重工冷熱株式会社では、カセットガス(カセットボンベ)でも使えるポータブルガス発電機を販売しています。ボンベ2本で約1時間使用可能で、重さは21キロ。災害時のほか、アウトドアなどでも使えます。

 

【発電機】EU9iGB(エネポ):ホンダ
カセットガス2本を差し込み、レバーを押さえて固定するだけで使えるのがホンダの発電機。折りたたみ式のハンドルと大型キャスターがついており、移動に負担がかかりません。ボンベ2本で約1時間~2時間使用可能。重さは19.5キロです。メーカー希望小売価格110,000円(税抜き)。

 

【発電機】EU9iGP/EU15iGP 低圧LPガス発電機:ホンダ
しっかりと対策を行うのであれば、広く一般家庭のガス機器で使用されているプロパンガスを燃料に電気をつくりだせる発電機を用意しておくのがいいでしょう。LPガス50kg容器満タンでEU9iGPは約110時間、EU15iGPは約74時間運転が可能。ただし工事が必要です。プロパンガスは、ガス事業者が定期的に点検・交換してくれる安心感もありますし、発電機用の燃料を別に用意する必要がないのも嬉しいポイントです。

電気自動車:車の買い替え時にご検討を!

災害時の電源供給としては、発電機のほか、電気自動車も注目されています。JAFでは、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)、一般的な車のバッテリーで家電がどの程度使えるか検証。次の記事で分かりやすく紹介されています。
JAFユーザーテスト(災害時に車からの電源供給)

太陽光発電・蓄電池:金銭的な余裕があれば

金銭的な余裕があれば、太陽光発電や蓄電池も有力な選択肢のひとつでしょう。

齊藤燃料店は、埼玉県入間市を中心にLPガスの小売り、ガス機器の販売・設置工事を行ってきました。機器選びのご相談なども承っておりますので、何かありましたらご相談ください。内容によっては有料でのご相談とさせていただくこともございます。その場合は事前にお伝えしますので、ご了承ください。