クレジットカードを持たない主義のデメリット!メリットもある!?

クレジットカードと現金の画像
こんにちは。

JCBが2016年9月に全国の一般消費者を対象に行った「クレジットカードに関する総合調査」によると、

1.クレジットカードの保有率は84.2%、平均保有枚数は3.2枚。1番多く使うクレジットカードの理由TOPは「ポイント・マイルが貯めやすい」。
2.クレジットカード保有者の世帯あたり月平均生活費は18.2万円。うち1/3以上はクレジットカードで支払われている。
3.電子マネーの保有率は8割を突破。首都圏では9割が電子マネーを保有している。

なのだそうです。

日本は諸外国と比べて現金主義の方が多いといわれていますが、8割以上の人がクレジットカードや電子マネーをお持ちなのですね。それでもなお、クレジットカードを持つこと、使うことに抵抗がある方がいらっしゃるのも事実。

学校で「クレジットカードは怖いもの」と教えられていたり、親に苦手意識があるとそれがすり込まれてしまったりしているケースがあるようです。

実際のところ、クレジットカードは怖いものなのでしょうか。今回はクレジットカードの仕組みをお伝えするとともに、持たないことによるデメリットについて考えてみます。

クレジットカードの仕組み

クレジットカードの仕組み図

最初にクレジットカードで支払った場合のお金の大まかな流れを説明します。
私たち客が店でクレジットカードを使って支払いを行うと、店はその金額をカード会社に請求。そしてカード会社は後日カードで支払った分の金額をまとめて私たちに請求します。

店はクレジットカード会社が絶対にお金を支払ってくれるという安心感のもと、客のカード払いに対応することができます。一方、私たちは「使った金額を必ず支払うから」とカード会社に約束をすることで、カード払いができるのです。だからカードを作る際、審査があるわけですね

クレジットカード会社は、店から手数料をもらうことで利益を得ています。そして多くのカード会社はこの利益の一部をポイントなどという形で私たちに還元してくれているのです。

安全に使うための補償について


ここまでの説明でクレジットカードはお互いの信頼関係のもとで成り立っていることが分かったと思います。ただ残念なことに、自分のカードを他人が不正に利用してしまうといったケースもゼロではありません。ニュースなどでも見聞きするので、この点がクレジットカードを持つことへの不安につながりがちなのかもしれませんが、カード会社も補償を用意しています。

不正利用があった場合は全額補償してくれるところが大半。ただし、カード裏面の「署名欄」にカード契約者のサインがないと補償が受けられことがあるそうなので、必ずサインをしておきましょう。

ちなみに不正利用がないかは、自分で明細を見て気付くケースと、クレジットカード会社からの連絡で気付くケースがあります。カード会社は、常時、不正利用がないかチェックしていて、不自然な購買があればカード会社から確認の連絡が届きます。

ここで、財布を落としてしまった場合を考えてみましょう。
現金は見つからなければ、それっきりです。警察に届けても見つからなければ特に補償はしてもらえません。でもカードは、不正利用されてしまったら補償してもらえます。つまり、クレジットカードの方が自分を守ってくれるような気がしますが、皆さんはどう思いますか。

他にも、クレジットカードには購入した商品が破損したり、盗難されたりした場合に、その金額を補償してくれる「ショッピング保険」や、旅先で万が一の事態に遭遇したときに役立つ「旅行傷害保険」などが用意されています(補償内容はカード会社により異なります)。

クレジットカードを持たないことによる弊害

現金主義

現金主義の人に理由を聞くと「現金の方がお金を管理しやすく、使いすぎないから」という声をよく耳にします。確かに、なるほどと思うところもありますが、一方で現金への思いこみが強すぎて、カードへの誤解があるのはもったいないなとも思います。

●出張時などに自分で立て替えを行わないといけない
友人の話です。就職したばかりで金銭的な余裕がない状況のときに、上司から遠方での研修を指示され、旅費の立て替えができずに困ったとのこと。旅費の立て替えについては会社にもよりますが、出張が多い部署だと大変ですね。友人の場合は、このときに初めてクレジットカードの必要性を感じ、作ったと話していました。

●盗まれたときの補償がない
こちらは前述の話の通りですが、現金の場合は落としてしまったら、それっきりですが、カードの場合は不正利用があれば補償されます。

●大金の持ち歩きの危険性
現金主義の方が一番困るのは海外へ行くとき。大金を現金で持ち歩くと犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。実は日本でも同様です。クレジットカードを持っていても特に狙われることはありませんが、多額の現金を持ち歩いていることが知れたら、どうでしょうか。安全な国といわれる日本ですが、やはり危険性は高まりますね。

●ネット通販での不便さ
楽天市場やアマゾンといったネット通販での支払いの主流はクレジットカード払い。カードを持っていない場合は、銀行振込や代金引換払いなどに対応しているショップを探さなくてはいけません。またこれらの支払いには、振込手数料や代引き手数料が別途かかることが多いです。中には振込み確認をした後に商品を発送するというところもあり、手元に商品が届くまでに時間がかかることも……。それだけの手間と負担をかけてまでクレジットカード払いを敬遠する理由はないような気がしますが、いかがでしょうか。

●時間やお金がより多くかかる
クレジットカード払いにすると、ポイントが貯まるなどお得なサービスがありますが、現金払いの場合は逆にお金を払うケースが多いです。銀行振込にかかる振込み手数料はもちろんのこと、定期的に銀行から現金を下ろす必要があるので、ちょっと手元にお金がなくなって、夜間にATMを利用してATM手数料を取られちゃった、といったことも。

家計簿をつけている方も多いことと思いますが、1円単位までしっかりと記入しようとすると、けっこう大変です。手元のお金と家計簿の金額が合わないと気持ちが悪いですしね。そんなことをやっていると、時間はあっという間に過ぎてしまいます。これがクレジットカード払いであれば、クレジットカード会社がきちんと利用明細という形で記録を残してくれています。使った店ごとの金額になるので、そこに必要があれば何を買ったか簡単にメモしておけば、家計簿代わりにも使えます。記入漏れ等も発生せずスムーズです。ちなみに楽天カードなどは、カードの利用明細と連動した家計簿アプリを提供しています。

自分の考え方に合せて使う

クレジットカードの便利さは理解できても、やはり怖さを感じるという方は、何が怖いのか整理してみるのがおすすめです。「使いすぎて払えなくなったらどうしよう……」という不安があれば、利用限度額を払える金額に設定しておけば解決します。そして海外旅行に行ったり、高額な商品を購入するときは、一時的に利用限度額を上げてもらえばOK。このあたりの手続きはネットで完結することが多く、そんなに手間はかかりません。

「年会費や金利を払うのが嫌」という方は、年会費無料のカードも今はたくさんあります。金利を払うのが嫌であれば、分割払いやリボ払いは利用せず、常に一括払いにすればすみますね。

仕組みを知らずに、なんとなく現金払いの方が安全そうという理由で、クレジットカードを避けているのであれば、もったいないと思います。クレジットカード払いにするか、現金払いにするか、その他の方法を使うのか、どの方法を選ぶのかは自由です。それぞれの仕組みを理解した上で、選べるようになると、お金に対する意識が変わってくることと思います。